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治療薬 医学 薬学 和書

治療薬

今日の治療薬 2008年版―解説と便覧 (2008)

発売日:
ランキング 106 位  渋甘
商品レビュー  薬の概略や標準処方を調べたり、効能から薬品を調べるには、ぴったりです。
投与禁忌や妊婦への投与等の詳細を調べるには、かなり役不足で、治療薬マニュアルが有用です。

商品レビュー  なんちゃって薬剤師の私には必需品です。わかりやすい。睡眠薬代わりにもなりますが。。。
商品レビュー  毎年新薬が収載されるだけでなく、記載内容や解説なども最新のものに更新され、充実していっています。
特に、今年度版で新たに加わった中でありがたかったのは、小児用量の記載です。
小児科の専門ではなくても、小児を診ることも時には避けられないことがあると思います。
これまで、小児用量がわからず、調べるのに苦労したものですが、今年度版からは、小児に使用するような薬には小児用量の記載が加わりましたので、非常に便利になりました。
毎年は購入していないという先生も、今年度版は購入を考えられても良いのでは無いでしょうか。


治療薬

治療薬マニュアル 2008 (2008)

発売日:
ランキング 958 位  渋甘

治療薬

経穴マップ―イラストで学ぶ十四経穴・奇穴・耳穴・頭鍼

発売日:
ランキング 2402 位  渋甘
商品レビュー  この手の本で、一番見やすいと思いました。
意外と写真で示されても、見難いんですよね。

商品レビュー  各種類似の本を買いましたが、イラストの明快さ、イラスト以外の説明の明快さから、医者が鍼を勉強するのに最もお勧めの一冊と思います。つぼと、神経の関連からなるほどと思い今までの経験と重ね合わせて知識が容易に加算されてゆくので、暗記の必要はなくなります。暇なときはつい読んでいると、とても楽しい一冊です。
商品レビュー  素人はツボが見つけるのに難儀するが、これは骨度法(骨のわかりやすいでっぱりを基準にとって、そこからツボの位置をみつけていく)だけでなく、筋肉や骨の位置、さらには血管や神経の位置など解剖的情報も加味してあり、さらには流派や国で微妙に異なるツボの位置もそれぞれに触れていて、取穴のテクニックに詳しい。
解剖的側面に詳しいのは、深く鍼をうつ玄人にも便利である。
図式を中心とし、経穴の由来と部位についても解説するなど、素人からプロまで便利に使える。


治療薬

精神疾患は脳の病気か?―向精神薬の科学と虚構

発売日:
ランキング 20187 位  渋甘
商品レビュー  訳者も述べているように、この本は精神に効く薬の歴史がよくわかる。「虚構」という興味深いタイトルにも惹かれる。最近のうつ病に関する健康番組、あるいは製薬会社のパンフをみても、ニューロン間隙図が出てきてアミン伝達量の過不足で説明するものがほとんどである。神経栄養因子仮説の説明までするところはほとんどない。医療側はまだよくわかっていないことをわかっているかのように、ある一面だけを強調し過ぎてはいないか。心を治すにはクライエントの自由意志がとても重要である。カウンセリングは自由意志に語りかけるが、薬自体が語りかけることはない。この本は脳の化学的現象を否定しているのではない。薬至上(市場)主義に警鐘をならしているのである。
商品レビュー  私は現在、うつ病の治療を受けています。
その経験から少し意見を述べさせていただきたいと思います。
精神疾患を「脳」の問題か「こころ」の問題かで、
医師は二つの立場に分かれるといいますが、
たいていの医師は二つの立場の中間にいたいと思っているのではないでしょうか。
しかし、押し寄せる大勢の患者を診療時間内に診るには、
カウンセリングに時間を割けずに、
薬物療法主体の治療にならざるをえないというのが実状ではないでしょうか。
(ちなみに私の主治医は話をよく聞いてくれます。それだけで、身体的不調が緩和されることもあります。ただ、診察待ちの時間は平均三時間ほどです)。
一般に、精神疾患は社会的に孤立すると悪化するとされています。
その対策として「精神科デイケア」というものがあります。
私も利用していますが、その効果は大変個人差があるようです。
このように精神科医療というものは現在進行形で変わり続け、探求されている不確定の分野だと云えるのではないのでしょうか。

商品レビュー  私自身、抗うつ剤を処方されていた経験がありまして、精神科医にかかっている時からその薬物療法には疑問を感じていました。

「医者の言うことは黙って聞いて、とにかく薬を飲みなさい」という態度です。

こころの問題は、本来精神分析や心理療法のように、医者と患者が全人的に取り組んで解決すべき問題であると私は思います。そうでなければ、直るものも直らない。

また、評論家の小野寺光一さんの、以下のような興味深い記事もあります。

http://sea.ap.teacup.com/applet/gamenozakkichou/182/comment#comment


治療薬

若杉友子の野草料理教室

発売日:
ランキング 10726 位  渋甘
商品レビュー  植物の持っている力に改めて驚かされます。
全部を実践するのは難しいけれど、これを知っていれば
体の力がどんなものに左右されているのか分かります。
食べ物ってこんなに重要とは思いませんでした。


治療薬

こころの治療薬ハンドブック 第5版

発売日:
ランキング 12708 位  渋甘
商品レビュー  精神科の主用薬剤を網羅した解説書。
薬剤ごとに、薬理説明、用量例、実際に処方したときのエピソードなどが大変見やすく書いてあって、巻頭にはカラー写真も載っています。
索引が引きやすかったし、英名索引があるところも良かったです。
勉強になりました。
あと、2008年版の表紙はちょっとメタリックなクリーム色で(シャンパンゴールド?)でとっても綺麗です。

商品レビュー  メンタルの薬のハンドブック。

 医療関係者などの専門家向けに出版されたものだか、エンドユーザーである患者に
とってもわかりやすく書かれていると感じた。

 1つの薬剤を簡潔に2ページにもまとめられている。

 第4版を改訂されたものでページ構成が第4版とは少々変わっているが、処方の実
際の解説やワンポイントアドバイス は変わらずに記載されいるのでどういう状態の時
に主に使われるのかがよくわかった。
 一般的な薬の解説本とは、違った点でも専門書の1つでもあるけれど読みやすいと感じる


 自分が飲んでいる薬をちょっと確認するのには、とても便利な本であると感じた。
第4版と比較してジェネリックや新薬についても多く記載されている点が良いと感じる。

 また、ひとりの著者ではなく、複数の方で分担執筆されているので、薬剤は違うが、
様々な目線からの症例などが挙げられ
ているので、それぞれの執筆者の臨床上のご苦労 や効果があったときの喜び感が伝わって
きました。
 
 メンタルの薬のこと知りたいことがあったときにも簡潔にまとまっているので、読み
やすくアドヒアランスの向上にも繋がる1冊であると思われる。





治療薬

治療薬ハンドブック2008 薬剤選択と処方のポイント

発売日:
ランキング 4370 位  渋甘
商品レビュー  他の本に比べて、字が大きくて見やすかった。
また、疾患の解説部分に適応外使用についての記述があったり、
各薬剤の説明部分に処方薬選択のポイントや腎機能低下時の注意などもあって、患者さんへの説明やDrの処方を理解するうえで参考になるかな、と思います。
欲を言えば、もっと小さくしてポケットサイズにしてくれたら持ち歩けていいかも。

商品レビュー  普通、職場においてあるのは、今日の治療薬だったり、治療薬マニュアルだったりするので、
どんなもんだろうと思いつつ購入。

中身は今日の治療薬に近い感じです。
それぞれの疾病、治療方針の概略があって、そのあとその分野の薬が並ぶ。
そんな構成。
お値段も手ごろだし、本によっては書いてあることないことが異なっているので、
今日や治療薬マニュアルが職場にあって自由に読めるなら、
こちらを買ってみて、それぞれを補完するという感じでいいかな・・・??
と思いました。

商品レビュー  同種の違う本をいつも買っていましたが,ためしに今年はこの本を買ってみました。この本,とても見やすく使いやすいです。驚きました。個人的には錠剤などの粉砕可否情報,臨床情報の欄が非常に役立っています。別冊付録の一覧表も,サッと調べるのにとても便利で重宝しています。価格も他の本より若干安めでお得かも。この本はオススメです!

治療薬

循環器治療薬ファイル―薬物治療のセンスを身につける

発売日:
ランキング 2504 位  渋甘
商品レビュー  「かゆい所に手が届く」まさにそうですね。循環器の薬は下手するとすぐ命取りになるので、敬遠しがちですが、
これを読むとちっとは自信がでます。イソプロテレノールの使い方なんかは、すごい実践的。なるほどねと唸ってしまいました。一日そこらで読めますのでお試しあれ。

商品レビュー  使えなかった。

何よりも、DOA,DOB,ミルリノンなどなどはベットサイドで使っている先生に張り付いて減らし方、使い方を学ぶ方が断然良い。

特に研修医が単独で使うことってあんまり無いとおもうから。まあ、上の3っつの違いだって使ってる患者をみて体に覚える気がする

商品レビュー  ここのレビューをみて、さらに人から勧められ買ってみた。
確かにいい!
循環器回る前に読んでおけばよかった・・・。
なかなか循環器に薬の使い方はわかりにくいけど
これを読むと随分理解できるようになりました。


治療薬

小児の薬の選び方・使い方―直伝

発売日:
ランキング 12097 位  渋甘
商品レビュー  一般小児科外来でよく使用する薬剤の用量だけでなく、
症状、疾患ごとでの薬のチョイスや診断の簡単なフローチャートも載っており、
外来初心者にはとても役立ちます。

僕自身初版を購入し非常に役に立ちました。
ローテートで小児科にくる先生たちにも勧めました。
プライマリー・ケアに絞っているのも読みやすいです。
オススメ!

商品レビュー  先輩薬剤師に勧められて読みました。薬剤師の私には少し難しい部分もありましたが、服薬指導の仕方や、調剤での注意など、勉強になりました。また、私自身子供がいるので、その点でも参考になる1冊でした。

治療薬

薬もインスリンもやめられた! 新しい糖尿病治療

発売日:
ランキング 16217 位  渋甘
商品レビュー   ”断糖食”、”荒木メソッド”で、内服薬はもちろん、インスリンにもさようなら がキャッチである。インスリンを止める事は、実は、皆さんが思っているほど実現困難な事ではないという。簡単であると仰る。但し、”糖害理論”をちゃんと理解すれば、の条件が付くが。本書では、"生活習慣病は食習慣病であり、糖質の摂り過ぎがその原因である”とか、”糖質はどう贔屓目に見ても必須栄養素ではない”とか、更には、”現在人にとっては糖質はもはや毒である”などなど、この”糖害理論”をこれでもかと言う位に、しかも誠に理路整然と説明してくれる。そう、”グルコース信仰:糖質=善、脂質=悪”の危うさを、実に論理的に告発しておられるのだ。流石に、ハーバード大やNIH(米国国立公衆衛生研究所)で、糖代謝に関して研究生活を長く送られた方だけの事はある。先生は今年74歳、京大医学部のご出身で、釜池先生(1999年糖質ゼロ食を提唱。四国宇和島の巨人)より丁度一回り先輩になる。先生がこの糖害理論を提唱されたのが1983年の事だから、本理論にはもう四半世紀の歴史があるのだ。もっとも、糖害理論は地動説に匹敵する位の”大パラダイム・シフト”である。その地動説(1543年発表:コペルニクス"天体の回転について")が一般常識化するのに、一世紀以上の長時間を要しているのも歴史的事実である。社会システムが変わるには、それ位の時間が掛かるものなのだ。様々な不都合にも拘わらず、”悪い物は悪い”とはっきりと仰る先生の勇気、迫害を恐れないそのお姿には本当に敬服するばかりである。私に言わせれば、荒木博士は差し詰め、”現在のコペルニクス”である。先生の提唱される、”断糖食”、”荒木メソッド”では、一日三食食べるので、江部式(釜池先生の弟子筋にあたる)で言えば所謂、スーパー糖質制限食に当たると考えられる。(但し、私は一日3食には反対派である。特に、朝食は摂るべきではないと考えるのだ。この点は釜池先生の方を支持するのだ。)因みに、私は、釜池先生の事を”現在のガリレオ”、そして江部先生を”現在のケプラー”、伊藤裕教授(慶大)を、”現在のニュートン”と呼んでいる。全くの”独断と偏見”なので、先生方どうか怒らないように(笑)。

 先生のような巨星が、この関西(兵庫県加古川市:崇高クリニック)に居らしたとは、誠に嬉しい限りである。同クリニックは有床の診療所で、2-3週間の教育入院が可能。この期間で、ケトジェニックな代謝サイクルに変えてしまうのである。漢方薬はたまに使う事があるが、原則、内服薬なしだとか。(勿論、インスリンもなし。)因みに、先生処の入院患者さんは、自らの事を”出家信者”と呼んでおられる。しかし、”糖害理論”は決して新興宗教なんぞではなく、れっきとした科学的真実ですので。そこんとこ、お間違い無き様に。念の為(笑)。むしろ、科学的根拠が無いと言う意味では、”グルコース信仰”の方がよっぽど、宗教っぽいのだ。曰く”脳はグルコースしか利用できない”とか。(脳の主要なエネルギー源は本来ケトン体である。)曰く”朝ごはんはしっかり食べないと脳が働きません”とか。(朝食習慣のない民族は五万といる。スロットル=交感神経と、ブレーキ=副交感神経を、同時に踏み込むなど馬鹿げている。身体を壊す元。)曰く”三食規則正しく摂りましょう”とか。(規則正しく食べている野生動物など皆無。むしろ規則正しくない方が長寿遺伝子は活性化して来る。)曰く”栄養のバランス良く食べましょう”とか。(炭水化物がなんと60%で、他は20%、20%:エネルギー比、これがバランス良い???のだそうだ。人類本来の主食は骨、骨髄、肉で糖質ゼロ。草食動物として進化して来たのではない。ヒトと同じ肉食動物である犬や猫にまで、穀物を食べさせてメタボ化させているご時世である。)大体、これらがこの宗教の主要教義である。いずれも何の科学的根拠も無いものばかりである。なのに、皆さん、信じていらっしゃる。かく言う私も、昨年まで信じていた。そして、メタボになりました(恥)。更には、脂質という極めて大切で、本来の必須栄養素を”悪者扱い”する一方、糖質という極悪人(炎症惹起物質、酸化ストレス誘発物質、活性酸素誘導物質そのものである。)を、あろう事か、”正義の味方、上様、御門”と奉っているのが、この信仰なのだ。全く以って、逆さまなのだ(恐)。そう、間違いのそして不幸の、”はじまりはいつもグルコース信仰”、だったのだ(笑)。

 この、”断糖食”で、糖尿病やメタボはもちろん、高血圧、うつ病、痛風、リューマチまでも治ると先生は仰るのだ。そう、これらは全て”糖害病”なのだ。これは、かねてから、私も感じている事なので、激しく同意(笑)。日本人の塩分摂取量は年々減少しているにも拘らず、高血圧は逆にドンドン増加している事実。実は、インスリン抵抗性、高インスリン血症、糖質過剰摂取がその原因であるのだ。従って、塩分制限をうるさく言う必要は全く無いのである。あとの三疾患も以下同文(笑)。悪いのは、”糖質・過剰頻回摂取”の一点なのである。つまり”悪の一人横綱”である。諸悪の根源はここに収束するのである。カロリー過剰や脂質過剰も同じく”雑魚”である。雑魚を相手にしていても仕方がないのだ。横綱を退治さえすれば、周りは放っておいてもすべて自然に片付くのだ。この本来不要な雑魚退治に、膨大な国民医療費を浪費しているのが、現在の一般医療なのだ。横綱をやっつけるのに、お金は殆んど掛からないのに、である。糖質をやめるだけなので、安くつくのは”当たり前田のクラッカー”なのだ(笑)。なんと勿体無い話であろうか。この壮大な浪費に、厚生労働省も納税者の方々も、そして現場の医師も、早く気付くべきなのだ。嗚呼、勿体無い、勿体無い(笑)。あんまり言うとメガファーマにやられそうだが(笑)。只今、必要度の低い道路や橋に大金を無駄遣いする位なら、少しは医療費に回したらどうか、という議論がある。先進7ヶ国中、断トツ最下位、OECD加盟30ヶ国中27位と、国民医療費をケチりにケチっているのが我が国であるので、至極、御もっともなお説ではある。医師数はOECD加盟30ヶ国平均のたった60%しかいないので、今、大問題化している”医師不足”や”たらい回し”になるのも、当たり前の話なのだ。ここいらにも一種の信仰がありそうだ。日本は平均寿命が世界一だし、保険料も窓口自己負担分もあんなに高いのだから、国民医療費も”ふんだんに”使っている筈だと、皆さん勘違いしているようだ。実は医療費は世界最高水準どころか、世間並み(OECD平均)にも遥かに届かず、最下位争いの誠にお寒い現状である。国民の皆さんは余りご存知ないようだが。厚生労働省や、財務省も、余り知られたくないみたいだし・・・(もっとも、彼らにもそれなりの言い分はあるだろう。例えば、そういった国々の付加価値税の税率をご存知ですか?とか。)。また、”米を食っているから、日本人は平均寿命世界一だ。”、これも一種の信仰である。こんな事、言ってると今度は農林水産省にやられそうだが(笑)。ただし、こと”無駄遣い”に関しては、”お互い様”なのだ。人の事(道路特定財源)をケナす資格が全く無い、誠に情けない国民医療の現状なのである(悲)。

 先生は更に仰る。1型糖尿病はれっきとした病気であるが、2型糖尿病の方は、そもそも病気ではないので、治療の必要はないと。それなのに、今の”標準的医療”は、”とんちんかんな”治療ばかりして、かえって悪くしてしまっていると。しかも、相当のお金(医療費)を掛けてである。本当に直すべきものは、インスリン抵抗性であり、糖質さえ食べなければ、簡単かつお安く解決するのだと。”こんなことは中学生でもわかる”と、実に痛快である。1983年にご帰国後、1年間、自らで人体実験をして、安全性を確認してから、患者に実践指導を始めたそうな。そんなに昔(1984年)から、糖質の危険性に気付いておられたとは(絶句)。糖尿病の専門家でありながら、”常識の壁”を見事に越えておられるのだ。なんと素晴らしい。先生は在米期間が長かったので、日本糖尿病学会の悪しき色に染まらず、常識に囚われず、自由な目で見られた為であろう。同学会は残念ながら、あまり指導的立場を果たしていない。少々厳しい様だが、この場を借りて物申させていただく。同学会員には、”糖の怖さ”にとっくに気付いていても、余りに”不都合”が多いため、迫害を恐れてか、声高に言い出さない(あるいは、言い出せない)人も多いようだが、臆病に過ぎるし、もう少し勇気を持つべきだと私は考えるのだ。私を導いてくれたのは、整形外科の先生なのだ。

 その釜池先生(先生は糖尿病専門医でなく整形外科医。また、紹介者の伊藤裕教授(慶大)も糖尿病の専門家ではない。)が、かの有名な”かまいけ式糖質ゼロ食”を開発されたのが、それから15年も下った、1999年の事なのだからホント驚くしかない。但し、”糖害理論”を誰が最初に言い出した勇気ある元祖なのかとか、誰にプライオリティが有るのかとかは、それ程、大事な事ではない。最も大切なのは、この実に不都合な科学的真理(糖害理論)を一刻も早く啓蒙、普及、一般常識化させる一方、グルコース信仰にはきっちりと終止符を打ち、人々の健康長寿と幸福度アップにつなげる事なのである。勿論、お国にも、国民医療費の劇的削減という大メリットがあるのだ。現在、”メタボ検診・指導(2008.4月から全国的に実施予定)なんかでは、国民医療費は決して減らない。”という意見や批判が根強い。特に医師・医療者側に。要はそのやり方である。”糖害理論”をきちんと理解し、しっかり指導できれば、メタボは消滅、医療費も激減するのは間違いないのだ。理論を理解していない(あるいは、勇気のない)お医者が、いくら”指導”しても駄目である。恐らく、仰る通り、メタボも国民医療費も減らないでしょうし、増える恐れすら有る(笑)。今の日本糖尿病学会(糖質制限食を認めず、カロリー制限食一辺倒なのだ)が糖尿病患者に対してあまり指導的立場を果たさず、糖尿病患者数は減るどころか、逆に激増しているのと全く同じ構図である。果たして貴方(貴女)の掛かり付け医殿は、薮医者か、はたまた(荒木先生の様な)腕利きの名医か、近々始まるメタボ検診・指導が、其れを見極めるのに誠に良いメルクマールになるのだ。

 また、先生は糖害に加えて、”エアコンの功罪”を指摘する。エアコンの普及は基礎代謝量の低下をもたらし、生活習慣病発生の”助っ人”になっていると言う。運動不足による代謝(生活活動代謝)低下より、基礎代謝の低下の方が、遙かに大きく響いているとの見方である。世の平凡なお医者と違って、”自動車の普及と生活習慣病発生が相関する”と言わない所が、実に素晴らしい。卓見である。実際、最近の疫学的研究でも、エアコン普及率と肥満発生率ははっきりと正の相関を示す事が報告されている。但し、先生は何も、運動を否定されている訳ではない。運動でカロリーを大きく消費する事は難しく、現実的でないと言っているだけで、散歩程度の筋肉を落とさない適度な運動は、適正な基礎代謝を維持する為にやっぱり必要だと仰る。実際、先生処のクリニックでは、昼間は無人になるのだそうな。何故なら、全員、散歩・運動に出払ってしまうからである。基礎代謝(一日の消費エネルギーの70%を占める)は放ておくと、年齢と共に減少して行くからだ。運動療法は決して否定はしないが、運動で燃料を消費(生活活動代謝)しようというのはそもそも無茶で、そこんとこのコンセプトを間違わないようにとの仰せなのだ。私も、無理で過激な運動は酸化ストレスを増やすばかりで、かえって危険と考えるので、激しく同意である(笑)。運動はあくまで”基礎代謝の維持あわよくば上乗せ”が主たる目的で、また、ストレス・コントロールの一環でもあるのだ(”ニコニコ運動”や”気分リフレッシュ運動”)。

 先生は、肉には優しい(”肉食ダイエット”というご本を出されている位なのだ。このご本は如何にも女性向けといった体裁になっており、極めて読みやすく、お手頃価格で、こちらもお奨め。)が、野菜と果物には大層、厳しい姿勢である。"野菜神話"とまで断罪しておられる。先生の仰る様に、それらのビタミン、ミネラル、食物繊維は確かにそれ程、重要視する必要はないとは思う。しかし、最近の代謝研究分野で、ミトコンドリア機能異常(過剰炎症、過剰酸化ストレス)と諸病発生との関連が大層注目されている事を考えれば、その抗酸化作用(動脈硬化にはスモール・デンスLDLの酸化や糖化といった変性過程が必須である。)やSirtuins活性化作用に関しては、もう少し評価されても良いのでは、と私は考えるのだ。私の提唱する”二大究極のトレードオフ”(=”1万年前の取引”と”16億年前の大事件”)は、今や一つに融合し、我々人類に未だ嘗て無い”不幸災難”をもたらしつつある、との認識なのだ。もちろん、糖質の塊である芋類、根菜類は駄目だし、キャベツも”日本人が一番痩せるダイエット法”などと宣伝するお医者さえいてイメージ良過ぎるが、実は糖が多く、大食は決して奨められない。しかし、ハーブ類やブロッコリーなどの青物野菜や、ブドウ、ベリー類など果物(特に果皮部分)は、私の唱える”SirtuinDiet”では、大いにお奨めなのである(と言っても、決して大食する必要はない。)また、先生はサプリとして、核酸と葉酸とビタミンCの三つを勧めている。先生の古巣であるハーバード大の栄養学の世界的権威のウィレット博士も、この葉酸の重要性を殊の外、強調しておられる。私も葉酸を含む複合ビタミン剤は確かに摂っても良いかも、と思うが、核酸まではどうか??と考える。先生は発癌予防、老化予防に良いと仰るのだが。本当だろうか??。(核酸、中でもプリン体の代謝産物の尿酸には抗酸化作用があるのは確かだし、高尿酸は霊長類全般の特徴だが。だから尿酸は、過剰過ぎて痛風発作が出るのもいけないが、低ければよいと言うものでもない。運動やストレスと同じく適度が良さそうだ。)それなら、消炎剤予防内服やレスベラトロール等の長寿遺伝子Sirtuins活性化物質を、サプリで摂る事の方が遥かに良さそうに思えてならないのだが・・・。どちらもはっきりとしたデータがないので、まだ軽々にはお奨めできる段階ではないと私は思うが・・。  本書で、???と思ったのはここいらだけで、あとは実に素晴らしい章ばかりである。卵は一日幾つ食べてもよい、穀物飼育のお高い霜降り和牛より牧草飼育のお値打ちオージービーフ、蒸留酒(糖質ゼロ)や質の良い醸造酒(赤ワイン等)はOK等々、実に嬉しいお言葉の連発である。

 糖尿病患者、メタボの方だけでなく、減量、痩身、ダイエット、美容美肌、健康長寿に関心のある方、LOHAS系、LOLAS系の方にもお薦めできる傑作である。出来れば、釜池豊秋先生や江部康二先生(いずれの先生も京大医学部の後輩にあたる)の著作も、是非一緒に読まれる事をお勧めする。荒木、釜池、江部、伊藤・・・(敬称略)。やっぱり、我々国民を引っ張ってくれるのは、いつも京大学派なのだ。”はじまりはいつも京大”をCDリリースしたいくらいだ(笑)。また、崇高(スコウ)クリニック(加古川市)のホーム・ページにも今すぐアクセス。本書のエッセンスが見られるのだ。惜しむらくは、ブログを、も少し頻回に更新していただければ嬉しいのだが。ただ、先生はもう結構なお年なので、無茶な注文かもしれないが(笑)。

(注)OECD:Organization for Economic Co-operation and Developmentの略。経済協力開発機構の事で、本部はパリ。加盟国は30か国で、先進国によって構成されているため、”先進国クラブ”あるいは”金持ちクラブ”とも呼ばれている。
   スモール・デンスLDL:血中リポ蛋白の1分画で、TG-richリポ蛋白とか”超悪玉”とも称される。LDLはもともと血管壁に入らなければ毒性はない。ところが、糖質過剰摂取で血中中性脂肪が多いと、LDLは小型化して、血管壁に入り易くなって来る。これがスモール・デンスLDLで、極めて酸化(糖化)も受け易く、容易に酸化LDLとなる。この酸化LDLは異物として認識され、マクロファージに取り込まれ、泡沫細胞化、プラーク形成、ひいては粥状動脈硬化の主原因となる。そうなのだ。LDL自体は本来必要な栄養成分で、悪玉でも、不要でもなく、毒性もない。危険なのは高スモール・デンスLDLであって、高LDL-Cではない。誤解無きよう。だから、高LDL-Cはメタボの診断基準に入っていないのだ。ただ、スモール・デンスLDLは保険では測定できないので、その代理指標として、低HDL-Cがメタボの診断基準に組み込まれた。スモール・デンスLDLとHDL-Cは逆相関するからだ。低HDL-Cのヒトは高スモール・デンスLDLで、危険と考えて良い。最近、スモール・デンスLDL(酸化LDL)は糖質制限食で急速に減少する事が解ってきた。糖質を食べなければ、中性脂肪は急減、酸化ストレスも激減するからである。高脂肪食を幾ら摂っても、糖質さえ摂らなければ動脈硬化が起きない事はイヌイットが良い証拠である。スモール・デンス化も 酸化も糖化も起こらないのだから、当たり前の事なのだ。
   Sirtuins:米MITのガレンテ教授の発見した長寿遺伝子Sir2 のHomologues Family 。CRで活性化してくる。21世紀の大発見で、ノーベル医学賞の最有力候補。恥ずかしながら、私のハンドルネームに使わせて貰っている。それ程、この理論に感激したと言うこと。
   CR:Caloric Restrictionの略。通常エネルギー摂取量の60%にカロリー制限するとSirtuinsが活性化してくる。従って”腹六分”がいいのだ。しかし、タンパク質と脂質の制限は奨められない。この二つは身体の大切な構成成分であり、また、体内で合成できない必須成分(必須アミノ酸と必須脂肪酸)も多く、栄養失調のリスクがあるからである。炭水化物の制限、即ち、Carbohydrate RestrictionのCR が、Sirtuinsを活性化する安全かつ確実な方法と私は考えている。炭水化物はカロリー・エネルギー源・燃料としての意味しかなく、また食事でわざわざ外から摂らなくても、体内で幾らでも合成できるからである(糖新生)。”必須糖質”なるものはヒトには存在しないのだ。もっと言えば、炭水化物を体外から摂ることは余りにリスクが大き過ぎるという知見、証拠が次々と明らかになりつつある。
   SirtuinDiet(サーチュインダイエット):私が8ヶ月前(2007.07.)から実践中の”規則正しくない”食事法。かまいけ式の亜型。糖質ゼロ、1日一食夕食のみ、更に、プチ断食(48h)や本断食(72h)を時々絡ませる、食べたら速やかに睡る、長寿遺伝子Sirtuin活性化物質であるレスベラトロールを含む赤ワインやベリー類を積極的に摂る、等々がその柱。Sirtuinsの刺激を目指したCR食事法の一つで、食べる時は、腹一杯食べて、ガンガン飲むのがコツ。自分で言うのも変だが、まるで別人の様な体型になった。空腹感は全く無いので、リバウンドの可能性もゼロ。一回の食事で量をこなせない人にはお奨め出来ない。野生動物(特に肉食の。肥満は皆無)は、食べれる時は腹一杯食べ、すぐ寝る、全く食べられない日も都度つどある。これをマネていると理解すれば解りやすい。更に、運動法やストレス・コントロール法まで含め、包括的に健康長寿を目指したライフスタイルを、”LOLAS”として提唱させて戴いている。LOLASは自分への最高の投資で、かつ、最大の安全保障といえる。
   レスベラトロール:長寿遺伝子Sirtuinsを活性化するポリフェノールの一種。赤ワインに多い。発癌予防作用もある。
   LOHAS:Lifestyles Of Health And Sustainability
   LOLAS(ローラス):Lifestyles Of Longevity And Sirtuins

商品レビュー  今までの常識を覆す「目から鱗」なお話の数々や
入院患者さん達のインタビューもあり
入院患者さん達の元気になってイキイキしている
感じが今までのイメージの糖尿病にかかっている
人とだいぶ違うのに驚きました。
本の後半についてるデザートのレシピや
毎日の献立例が凄くわかりやすく参考になりました。

糖尿病の人にはもちろん。
メタボな人やダイエットしている方にも
お勧めの一冊でした。


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