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東京江戸歩き / 山本一力・著

東京江戸歩き / 山本一力・著

2007年(平成19年)05月30日(木曜日)、日本経済新聞(日経)夕刊のエンジョイ読書(書評)欄で紹介された本です。
星の数は、★★★★

東京江戸歩き

東京江戸歩き

発売日:
ランキング 43334 位  渋甘
商品レビュー   何でもないようだが、このタイトルうまい。決まっている。東京で江戸情緒を残す21ヶ所をフォトと軽妙なエッセイで構成している。根っからの江戸っ子どころではない、著者は四国高知から上京、新聞配達しながら東京の都立工業高校を卒業、社会人になった。本書に掲載されたそれぞれの場所にはいずれも深い思い出がある。それらを総括する感慨深い次の一節に共感できるであろうか。   ひとは誰でもが、「記憶」という名のアルバムを持っている。   そのアルバムに貼りつけられているのは、画像のみにあらず。   風景の後ろから聞こえていた音。   その場に漂っていた香り。   かじかんだ手をこすったときの、凍え。   肩を寄せ合って交わした、ささやき。  例えば、新旧が同居した町だった「湯島」…そこは坂の町である。そして、男女の忍び逢い、逢瀬の似合う町でもある…無縁坂。切通坂。三組坂。妻恋坂。どの坂も秘め事を隠し持っているような味わい深い名前だ。坂の名は古く、江戸時代中期の古地図には、すでに無縁坂も切通坂もその名が記されている。…登り坂の頂上になにがあるかは、下からは見えない。ゆえに坂を登る者は、わくわくと胸をらときめかせる。  地名…そこに思い出のある者は、この簡明で含蓄のある文章によって、それぞれの秘められた「記憶」の世界に引き込まれていくのであろう。

「江戸」で検索するその他の本

江戸

幕末 維新の暗号

発売日:
ランキング 247 位  渋甘
商品レビュー  幕末の志士が集合している一枚の写真。 通称「フルベッキ写真」。この写真の真贋をめぐり、隠された幕末の歴史を小説にて暴いています。 幕末ファン必読の書です。 どこまで本当なの?と思いながら吸い込まれるように読みました。 陰謀論と言ってしまえば簡単ですが、ひとつひとつの事実を調べていくと何かが見えてきます。 この本を読めばその何かが見えてくるでしょう。 この本への反論もかなりあるようですが……。 下記アドレスの「フルベッキ写真」ホームページも併せて読むと面白いと思います。 http://www.nextftp.com/tamailab/verbeck.htm
商品レビュー  明治維新に限らず、歴史というのは勝者により書き換えられるという前提で歴史の勉強をすると面白い。しかし、だからといって正統的な学者の仕事を無視するのは間違っているし、陰謀史観というのがえてして我田引水の牽強付会な結論を導くという事実を忘れてはならない。 とは言いつつ、陰謀史観ほど面白いものはないのである。 この本は、まさに明治維新で歴史的事実の中から、理屈に合わない部分を抽出して、それをつなぎ合わせる。そして完成したものが、●●の秘密である。(●●は本書を読めば判ります) そのパズルを組み立てるのに、陰謀史観という補助線を使った点が、小説の小説たる所以であろう。さにあらずんば、歴史学者に鼻で笑われるだけだからである。 もちろん、このネタは、この著者の独自調査による斬新なものではない。古くから維新の陰謀論の一つとして、有名である。それをダビンチコードのような小説にしたというところがこの著者の功績だろうと思う。 さて幕末から明治初期の謎は数多いが、そのうちいくつかをここに挙げてみよう。 ・なぜ幕府軍はああも容易く薩長軍に敗れたのか。近代兵器は、幕府軍にもあったはずなのに。 ・西郷隆盛は、なぜ維新後、まるで権力を忌避するような行動に出たのか。 ・大久保利通は、なぜ江藤新平に対して極端に残酷な行動を取ったのか。 ・なぜ明治天皇は乗馬が好きなのか。 ・なぜうやむやのうちに東京に遷都したのか。 これらの謎は、一本の補助線で繋がるのである。 それにしても、フリーメーソンという言葉が出てくると、いきなり安っぽく感じるのは、なぜだろうか。それこそフリーメーソンの陰謀ではないかと思ったりする。
商品レビュー  ほんとにこの作品は衝撃的です。私も寺田屋で例の写真を見てから、疑いの念を持っていましたが、この作品の中では、それを実際に検証し、アリバイを解いていきます。写真には竜馬や勝、西郷・大久保に木戸、維新に関わったほぼ全ての人物が登場していますが、なぜ、どんな目的で・・・そしてなぜこれほどのメンバーが一度に会せたのか。その疑念から恐ろしい仮説が立ちます。まさかあの人物がこの写真に出ているなんて・・・歴史好きは必読です。ぜひ、楽しんでください。

江戸

あやつられた龍馬―明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン

発売日:
ランキング 2860 位  渋甘
商品レビュー  表題はあやつられた、とあるがあやつられっぱなしではなくて無血政権移譲にこだわったからこそ暗殺されたというのが結論。あやつり人形に徹していれば明治の元勲となってお札の肖像に使われていたかもしれない。そうはしなかった人間龍馬の主体的意志と能力の凄さゆえの最期だったのだと思う。 ジェームズ・ボンドさながらの優秀な諜報部員だった龍馬がただひとつ読みとれなかったのがイギリス公使パークスの腹の内だったと著者は書いている。外交官であったパークスは表(英国議会や他国)向けには公正中立で内政干渉を避けているように見せなければならかった。しかし、これも優秀な部下であったアーネスト・サトウを放し飼いにして、薩長武闘派の支援、暴力的倒幕のための謀略を事実上容認していたのだという。文明人の使う高度な政治的な手段を幕末人の龍馬が理解できなくて当然だろう。 英国の二枚舌外交というと第一次大戦時の中東が思い浮かぶ。そこでは英国人であるかの「アラビアの」ロレンスでさえ諜報員として使い捨てにされているのだ。龍馬とロレンスの運命には共通性があるのかもしれないと思う。 そして・・話は過去の歴史にとどまらない。今のアフガニスタンやイラクの混乱状態は幕末の日本と似ているのではないだろうか。権力闘争とそこに武器や戦略を供与する外国企業に軍隊・・そして終わることのない流血・・
商品レビュー  この本は約1年前にTBS系列で特番化されていましたね。私の周りでも見ていた人は多かったです。歴史好きな人もそうでない人も興味を持って読める貴重な本だと思います。教科書で習った明治維新が全てだと思っているととんでもない勘違いですよね。広い視野で描かれており、もしかしたら一生知らないままだったかもしれないフリーメーソンという実態についてもわかりやすく書かれていました。昔、松本清張の「霧の会議」を読んだ時にフリーメーソンという言葉がたびたび登場したのですが当時はよくわかりませんでした。この「あやつられた竜馬」を読むことによって他の本の理解が深まるような気がしています。次の作品も楽しみです。
商品レビュー  前作「砂の扉」は良かったが、幕末当時、アメリカ、イギリス、ロシア、フランス、ポルトガルやオランダはそれぞれ自国の利権のために動いていたのは定説で、フリーメーソン世界征服の観点から書くことはこじつけすぎ。またトーマスグラバーと坂本龍馬の関係では坂本龍馬を低く決め付けすぎ。これでは坂本龍馬ファンに怒られるかも。

江戸

逝きし世の面影

発売日:
ランキング 18032 位  渋甘
商品レビュー  すでに失われた日本のベルエポックを、外国人の目を通して描いています。 気をつけたいのは、著者が強調しているように、これは普遍的な「日本」論、「日本人」論ではないということです。19世紀(江戸末~明治中期)の、特定の時代の日本を摘出しているのです。 さらには、当然あるに違いないダークサイドにはあえてふれず、良き面を中心に描いています。これも著者が強調しているところで、「何々について触れていない!」という批判はお門違いなのです。 この時代、人びとが、いかにゆったりと、足るということを知り、幸せに満ちた生き方をしていたか、著者の全面的な共感とともに、私たちも共感し、おもわず涙がこぼれそうになります。しかし、近代化の成功と引き換えにそれは失わざるを得なかったということで、胸がつまる思いがします。
商品レビュー  この本を読んで、百数十年前の日本の認識ががらりと変わりました。 著者は江戸末期から明治初期に来日した外国人識者の目から、当時の日本人にとってはあたりまえすぎて記録にならなかった庶民の生活の息づかいを浮き彫りにしています。 幸福そうな笑顔、陽気でよく笑う、礼儀正しく親切、おおらかな性、子どもが大切にされている、動物との共生、仕事や生活そのものを楽しむ。こうしたことが、ある一部の地域や階層のみのことではなく、津々浦々、庶民の最下層にまで行き渡っていたことに目を丸くします。 「逝きし世」とは、この輝きに満ちた日本文明が死すであろうことを、西欧文明を持ち込んだ当の外国人識者が、明治初期に既に予見し惜しんでいたということ。墓標として書き残さずにはいられなかったという気持ちがよくわかります。 ところが、読後感は意外に明るいものでした。外の目から見ることで、気にもとめていなかった自分の良さを発見することがありますが、ちょうどそんな感じで、私たちの体の中にまだまだ江戸人の豊かさがあることを見た様な気がします。 文庫としてはかなりボリュームがありますが、証言集みたいなものですから、章ごとに「」部分を拾い読みしていくだけでも要点はつかめます。 常識を覆す良書です。
商品レビュー  冒頭で、強引な通商交渉の為に来日していたペリー(ハリスだったかもしれません)が艦上から美しい風景を眺めながら、来日数日にして煩悶に陥ります。目の前で消え去つて行かうとしてゐる美しい文明。ここに西欧を持ち込むことに義はあるのか。 明治維新前後、多くの西洋人が日本に滞在し、様々な文章を残してゐます。其れを縦横に読み解くことによって、当時の日本の姿を浮き彫りにしてゐくと、今の日本とは連続性の無い一つの文明が現れます。 詳細に言及すれば、著者の誤りや偏見、贔屓があるとは思います。然し乍ら、ある文明が確かに其処にあり、今の価値観とは異なった幸せと美しさがあり、惜しまれるべきものを持っていたという著者の主張は正しいと言わざるを得ません。 もう帰って来ない「逝きし世」。当時の幸せと喜び、特に子供達の平明さを誇りに思います。幸あれ。 この先、折に触れ何度も読み返す事に成ると思ひます。

江戸

江戸の遺伝子―いまこそ見直されるべき日本人の知恵

発売日:
ランキング 1741 位  渋甘
商品レビュー  江戸初期に完成した「姫路城」を海外からの観光客に案内するとき、いつも不思議に感じていることがありました。江戸時代は「封建時代」だったのだろうか?パクストクガワーナと呼ばれる世界史の中でも特異な260年の長期泰平を築くことができたその理由はなんだったのか?という疑問です。 士農工商の身分社会で特権階級だった武士が農民を搾取したはずなのに、町民文化が栄え、領主は文武両道。防衛戦略に長けた縄張りの城ではあるが、決して無骨ではなくむしろ優美である姫路城が生きた時代はいったいどんな時代だったのだろうか?しかも支配者階級の武士はむしろ貧乏だったという・・・ 理解力と会話力不足で外国人に説明もできず、ましてや理解はしてもらえません。 「経済力は低いけれど教育水準が高い知識階級で、武士のモラルという特殊な道徳観念に従う武士階級が社会の上部構造を作り、その下には洗練された経済社会・市民社会がある、という江戸時代の社会構造は本当にユニークなものです。この構造が江戸社会を単なる拝金主義的な、経済一本の社会とは一味も二味も違った独特な社会にしました。」の部分にもっとも感銘しました。 慮外ながら申し上げます。ビジネスで50カ国を訪問された著者の経験とそれぞれの地域の歴史を踏まえた比較考証は卓見そのもの。徳川宗家第18代当主の重みを感じました。 土地を所有しなかった武士、江戸時代は「鎖国」という後世の言葉で感じるような閉塞感はなかった、当時から国家としての政治機構を漠然と意味する「公儀」という概念があったことなどは新鮮な発見です。 本書のタイトル「江戸の遺伝子」のとおり、江戸の精神と社会を遺し伝えることこそ現代の国際社会の平穏と平和の維持、さらには地球環境に最も肝心なことだとつくづく感じさせられた名著でした。
商品レビュー  徳川家18代目にして世界50ヶ国を回った著者が記した「江戸時代とはどういう 時代だったのか?」を記した本。 徳川時代は約300年続きました。学校で習う江戸時代は、飢饉があったり、 士農工商に代表される身分差別があったりとあまり良い印象は無かったのですが、 この本ではそういった常識を当時の海外と比較しながら「本当にそうだったのか?」 ということを問いかけます。 例えば参勤交代については、北から南までの武士と若者たちの交流の場を強制的 に作ったことが日本人としての目覚めを促したとしています。 また江戸時代は、資源を無駄にせず永続可能でありながら高度な社会を築き上げた 稀有な時代でもあったとが良くわかります。 地球の資源を食いつぶす西洋文明は、このままだと共倒れなのは明白です。 だからといって、貧しい生活には戻りたくない。じゃ、どうしたらいい? 解決のヒントは間違いなく江戸時代にある。そう信じたくなる本です。

江戸

うわさの神仏 其ノ3 (3)

発売日:
ランキング 3327 位  渋甘

江戸

「江戸しぐさ」完全理解―「思いやり」に、こんにちは

発売日:
ランキング 6396 位  渋甘
商品レビュー  300年近くも平和で他国も攻めることも無く、攻められることも無く続いた江戸時代。リサイクルも完璧で世界一(当時)の大都会だった美しい江戸。江戸っ子の粋でいなせな「思いやり」の江戸しぐさ。CMでもおなじみの今でも脈々と息づくしぐさが満載!ひとつでも実践すると普段の生活が楽しくなります。ストレス社会の今の日本に日本人本来の血に流れる「思いやり」「元気」な江戸しぐさの復活こそが一番効くと思います。世の中がうまくまわる知恵がたっぷりです。読み終わった後、人生楽しく思えてきますヨ。

江戸

幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉

発売日:
ランキング 9911 位  渋甘
商品レビュー  凄い!この維新の元勲たちの殺気と破壊力!この強烈な人たちの殆ど邪悪なまでのDNAに駆られて日本はほんの一ニ世代で強大な帝国主義国となり、そして太平洋戦争になだれ込んだのだ。日本人は司馬史観が言うように日露戦争を挟んで変質してなどいなかったのだ。歴史はやはり繋がっていたし、そこには薩長の価値観、世界観が保持されていたのだった。というのは私の感想で、この著者はそこまでは言っていないのだけど、いずれにしろ目からウロコの一冊!
商品レビュー  幕末・維新史を再構築した本です。 従来、不平等条約を結ぶなどした幕府の対応は批判されてきました。 しかし、本書では幕府が列強との交渉で実は現実的な判断をしてきたことを実証しています。 例えば、幕府は条約中に外国人が日本国内で自由に通行するのを制限することを載せました。 これによって、輸入製品が国内商品を駆逐するのを阻止することになりました。 このように、筆者は幕府の対応を現実的であると考えています。 それに対して、朝廷、長州藩などは非現実的な攘夷を信じ、矮小な排他的ナショナリズムの元凶としています。 さらに旧習を否定した明治政府による民衆統治は江戸幕府よりも手厳しかったとしています。 このように筆者は幕府を多少「美化」していると言えなくもありません。 しかし、今まで「後進的」と見られていた明治以前の社会システムを肯定的にとらえようとした点は評価できます。
商品レビュー  「突然の黒船来航、あたふたする幕閣、超然とする朝廷、むきになって弾圧を進める井伊直弼、開明的な薩長、開国によってしか閉鎖的な封建社会、まだ近代的だといえる明治政府」という、どことなく皆が抱いているこの時代のイメージに疑問を投げかけるものである。もちろん、それを快く思うか不快かは別であるが、後は証明ができているかの問題である。新書という制約から、多少急いでいる印象もないではないが、本書が覆そうとしている通説的結論については、通説の側から反論が必要になっていると思える。その意味で評価したい。 賛否はともかく、一読の上、日本近代の曙について再考してみる価値はある。要するに、明治政府による近代化を考えることであり、江戸時代が果たして暗く絶望的な時代だったかを考え直すことでもある。本書に従えば、江戸幕府の外交は極めて水準の高いものであって、日本は当時すでに成熟した経済社会になっており、初期資本主義段階であった(江戸時代は、それにより別の形で解消したかもしれない)し、維新政府の一揆弾圧は過酷なものであった。何よりも、孝明天皇の物事を知らないぶりは凄まじい。気がつくと、彼の妄想に振り回されて明治維新は始まるのかもしれないし、現在まで続く(安倍首相まで)右翼的な発想は、この時期に彼と彼の取り巻きによって作られた(決して伝統ではない)のかもしれない、ということまで考えさせられる。勝利した明治政府・薩長有司に都合のいい歴史から一度離れたら明治維新はどう見えるのかを、一度試すとよいのではないか。

江戸

一日江戸人

発売日:
ランキング 15264 位  渋甘
商品レビュー  軽快な”語り口”とイラストが楽しめる素敵な本です。 筆者がこの著書に限らず、江戸の人々が現代と比べても、いろいろな意味で「豊か」だったことを紹介しています。 転じて、平成の世も心持で「豊か」になれることがよく伝わってきます。 それは筆者が江戸文化に対する深い愛情によるものだと感じます。 筆者はまさに平成の世の「江戸文化の語りべ」だと思いました。
商品レビュー  杉浦日向子は江戸を愛したひとであった。なんで江戸に生まれなかったか、と彼女のために悔やみたくなるレベルで江戸的な人物であった。 芸術系漫画雑誌のガロで漫画を描いていたのが最初のキャリアだと思うが、そして彼女の本業はあくまで漫画家であったと思っているが、NHKの番組「コメディーお江戸でござる」だかで毎回江戸についての講釈をしたりと漫画以外での活動は幅広く、この著もそのような活動の一端、内容としては江戸シロウト向けの江戸ガイド本といったところであり、江戸の風俗文章とイラストを交えて面白おかしく紹介したものである。 これが異常なまでにリアルな語り口調で語られ、彼女の書いたもの全部に言えるのだが現代にいながらにして、常時リアルタイムでの江戸の情報が流入してくることとなる。あれスピード感をすら伴う読書体験は他のどの江戸ガイド本から得る知識体験とも異なるものであり、トリップ感はサイケデリックですらあり、上質なネタを提供する杉浦日向子という人物の持つ独特な空気感覚が明らかに創作家としての一面を通して色濃く滲み出たひとつの芸術作品的意味としての真空保存パック的のそれである。 いくらベタ褒めしても足らないくらい杉浦日向子は漫画も文章もどれ読んでも面白い。急逝が惜しまれる。
商品レビュー  著者は、江戸にねっから惚れ込んで、そのたのしさ、面白さ、そして身近さを、どうで現代の私たちに伝えたいと念じていました。それも学問とか、ウンチクとかの垣根はとっぱらって、ふつうに、現代感覚的に、「ほらほらっ、こんなにいいんだよ!」という感じで。  この本では、そんな著者のアイデアと工夫が、イラスト(ほんらい漫画家なので、お手のもの)と簡易な文章のに、よく結実していると思います。  他にも、著者のコラム本は何冊か読みましたが、時代の流行、風俗、料理、女性のプロポーションまで、誰でも興味ある題材がちょっとずつ幕の内弁当のように揃っている点でも、これが一番うまい本だと思いました。江戸雑学に興味あるひとのみならず、誰にでも気軽に楽しめる良書だと思います。  最近は、日本の歴史、伝統などとおくめんもなく口にする人が多いようですが、現代日本人から見て一番近い「ムカシの日本」である江戸のことすら、私たちは知っているようで全然知らないのだということがわかります。そういう意味でも、誰が読んでも、楽しさのなかに認識あらたな箇所がきっとあるはずです。 それにしても、コラム本が文庫になってずいぶん最近出てるようですが、著者の真髄はやはりマンガにありです。文庫でもマンガふたたび充実して欲しいなあ。

江戸

江戸散歩・東京散歩―切り絵図・古地図で楽しむ、最新東京地図で歩く100の町と道

発売日:
ランキング 25831 位  渋甘
商品レビュー  ページを開いて右側が江戸の地図、左側に現在の東京の地図が載っています。 私は江戸時時代の地図が欲しくてかったのですが、これが本当に見やすいし、距離感もわかってオススメです。 江戸時代は、橋の名前とか、細かいこともちゃんと載っていますし。 1ページは一つの町なのですが、四方が他のページにちゃんと繋がるようになっているところもGOOD。 その中で、あちこちピックアップして、江戸時代の町並みや人々の暮らしの解説もしてあります。 地図だけではなくて、その時代の暮らしや町の細かい所や特徴も書いてあって、本当に江戸東京通になります。 特に気に入ったのは日本橋で、今のお店、江戸の店が比較して書いてあります。 江戸から続いている店とか、当時は○を売っていたが今は△になっているとか、今はこの場所に移って営業している…とか。 現在のお店紹介では、美味しいお店や、そこで買える江戸グッズも乗っていたりして、楽しめます。 全ページカラーというのも嬉しいですね。 右と左見比べてみると、名残があるところもあって、これを手に東京を散歩して江戸を知るというのも楽しいかもしれません。 色々な江戸解説の本を買いましたが、これが一番でした。
商品レビュー  見開きページの右側に江戸幕末期の古地図、左側に現在の地図が掲載され、同じ場所に以前何があったかが一目でわかるようになっています。 名所がマーキングされており、前のページに説明があります。老舗の料理屋情報も含め、現在のガイドブックとしても十分活用可能。 江戸の町や風習、生活の説明も充実していて、小説や時代劇で有名な場所が、実際にどこにあるか、リアルに伝わります。 古地図の上には、位置関係がわかりやすいように線路が記載されている点はポイントが高く、江戸湊(東京湾)が以前は京浜東北線沿いに海岸線があることがよくわかります。 川の多さ、隅田川の幅の違い、火事の範囲の広さなどに驚きます。 お勧め散歩コースも便利。実際でかけた日本橋界隈では、地元の人達の努力で江戸情緒を甦らせようという試みがあり、大変参考になりました。 似たような地図で、現在の地図の上にトレーシングペーパーで古地図が印刷されたものとどちらにしようか悩みましたが、掲載範囲が広いことと見易さからこちらの本を選びました。

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